No.13 タロット占い「死」について
今回はタロットカードの中でも大アルカナから「死」のカードをご紹介致します。
絵柄の特徴
No.13 死 Death
雨雲に走る稲光と荒れ狂う海、魂を刈る鎌を持った死神の後ろ姿と財宝が描かれています。この嵐の中では、早く手を打たなければ本当に死んでしまう事になりそうです。
このカードの表す死とは肉体の死とは限りません。
精神が死んで終わりを迎え、新しく生まれ変わることを表し、その事は古い考えを捨てて新しい考えを持つ事かもしれません。
荒れ狂う海は改革や破壊を表し、これまでの方針は転換が必要であることを示しているのかも知れません。
海はいつまでも荒れ続けるということではなく、生命を生み出す穏やかな表情も見せてくれます。
つまり、破壊から創造がなされ新しい自分に生まれ変わる姿を表しています。
正位置の表す キーワード
- マンネリが失敗や破滅を招く。現状の改革が必要
- 終了をもって状況が変化する
- 前触れもなく白紙に戻る
現状が思わしくないようですから、こだわりを捨てて再スタートを図る時です。
関わってきた人物や物事との縁も切れる兆しもあります。
一度計画は白紙に戻して、別の道を探る方が賢明です。
また楽観的な現状維持には進展がなく、失敗や衰退が目に見えています。
思い切った改革を行う事や、生活習慣の見直しも良い時です。
逆位置の表す キーワード
- こだわりを捨てることで新しい発想が生まれる
- 無気力になってやる気を失う
- 結論が出るまで時間がかかる
慌てて行動しても状況の好転が難しい時です。
しばらくは時間がかかるものと心得ておくとよいでしょう。
これまで引き延ばしてきていた中途半端な状況への警告でもあります。
現状にこだわらず、新しい道を模索し意識改革をはかることが重要です。
過去への執着すれば、成功の足枷となりますから厳禁です。
前を向いて変化を受け入れる事が肝要です。
タロットカードの解釈は1つではありません。数ある内の1つとご理解いただければ幸いです。
タロット占いを扱っている鑑定士
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タロット占いで不明瞭な事柄は、算命学による宿命占いによって原因を示すことができるかもしれません。
タロット占いでは解決できなかった時は一度宿命占いのご利用をおすすめ致します。
いかがでしたでしょうか
またタロット占いは、カードとカードを展開できるテーブルがあればどこでも占いができるので占い好きな人が学ぶ機会も増えています。
タロット占いに興味があり、勉強してみたいという方は京本先生による講座を受講する事ができます。