姓名判断は当たる?当たらない?
姓名判断は統計学なのか?
明治の時代に熊崎健翁氏によって編み出された姓名判断は、その安易さと親しみやすさから広く一般に普及しました。
ところが、漢字の画数の取扱いや、東洋占い基本の考え方である五行など姓名判断の仕方については説明が不十分のまま広まってしまったのでしょう。現在では単なる統計学であると断言、信じている人も増えているようです。
もし統計学であれば、吉または大吉となる名前を名づければ成功する確率が高い事になります。
しかし、姓名判断をする上で重要な要素である天格・人格・地格・副格・総格という五画が吉または大吉にも関わらず人生につまづきご相談に来られる方も少なくありません。
では、姓名判断は当たらないのでしょうか?
名前に宿る性格・才能・運勢
姓名判断は、単純に吉が揃う名前にすればよいというほど単純なものではありません。
名前には性格や才能、運勢が宿ります。
例えば、自分の事は自分でしっかりやりたいという性格の名前があります。それにもかかわらず、親が過剰に手助けをすれば社会に出てつまづきかねません。そうならないために、適度な助けと厳しい環境が必要です。
また落ち着いた環境、安定した環境に向く性格の人に、変化が多く激しい環境が与えられれば力を発揮することが難しくなります。
要は名前にあった教育のされ方や生き方ができれば、才能を伸ばし成功を掴みやすくなります。つまり、姓名判断のみならず、本来占いとは当たりはずれを問うものではありません。
あなたの性格や才能はこうだから、そのように生きれば生きやすいが、そうでなければ苦労の多い人生となると占う事ができるというわけです。
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